2005回想-Agribusiness [アメリカンライフ-moblog]
Little Steveは、ワタシと同い年。
でも、長身&ひげヅラで、ワタシよりも随分とフケて見える。
朝、彼が家にやってきて、時差ボケでヘロヘロしてるワタシに
「オレの仕事場見て見ない?昼飯おごるよ」
というので、ついていった。
彼の仕事は、1台20万ドルはくだらない大型トラックを14台所有し、
それを他人にリースするがてら、
自分でも、牛の飼料をパイル場から積み込み各農場へと運んでいる。
BSEなんて、どこ吹く風ってかんじ。
日本にいると、アグリビジネスって、とても縁遠いものだけど、
ここにいると、とても身近に感じられる。
春。
まだ牛たちは山に放牧されており、もうあと1~2ヶ月したら、平地に戻ってくる。
広大な平地に生えている雑草を刈り込み、
いはゆる干草(Hay)ブロックを作る作業を請け負うことになったと言う。
ハンパじゃない大きなトラックにブルドーザーを積み込み、とある農場へ。。。
カリフォルニアの乗車規定で、後部座席でさえも完全シートベルト着用のはずなのに、
このトラックにはシートベルトも付いていないわ、車高も高いわ・・・
つんのめりそうになりながら、ブインブインーと、ハイウェイを走る。
何を話されても、聞こえません・・・
怖いんですけどーーーー!
農場は、とにかく広すぎて広すぎて、地平線が見えそうなくらい。
ここに生えている雑草を、一体何日くらいで刈り込むのか聞いたら、
「うーん。牛が戻ってくるまでだな」
の一言。
扱うトラックも大きければ、彼の考え方のスケールも大型級。
ちなみに。
雄の牛は睾丸を取ると、肉が柔らかくなるそうです。(筋肉がつかなくなるからね)
Lesa and Little Steve's Wedding, 2002 at Backyard
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