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Wickedプレビュー公演 Part2 物語編 [観劇やらプリンスやら]

さてさて~ 「Part2ではミュージカルの内容を書きます」 と、前記事に書いてしまいましたが、
「Wicked」は、ブロードウェイで上演されているので、
ストーリーは検索して調べようと思えば分かってしまうのです。

では、どんな風に書こうか、と、素人なりに考えると

沼尾さんがね! 濱田さんがさ! リータオさんてばさ!    と書く前に、

Wickedのサブタイトルにもなっている 「誰も知らない、もう一つのオズの物語」 の意味について
書いたほうがいいのかな、と思いまして。

(そうそう 『ものごとを違う角度からみる』 ことも必要なのよね。^^)

ところで 「オズの魔法使い」 ってどんなお話だったかな?   という方へ。

オズの話を知らなくても、Wickedを楽しむことができますが、
知っていたほうが、もっと面白いとおもいますよ。

だって・・・・

Wickedに隠された秘密の魔法を解くためのヒントは、そこにあるから・・・・・

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カンザスの田舎で、おじさんとおばさんと暮らしていたドロシー。
ある日竜巻が起こり、家ごと吹き飛ばされてしまいます。

その衝撃で気を失ったドロシーは、愛犬のトトに起こされて目覚めると、そこは知らない土地でした。

「おじさんはどこ?おばさんは?早くおうちに帰らなくちゃ。」

そこでドロシーは北の魔女と出会います。
そして、ここがカンザスではなくて、「マンチキン」という国だということを知ります。

東の魔女は、マンチキンの民を奴隷にしていました。悪い魔女です。
けれど、ドロシーたちが吹き飛ばされた家が、ちょうど東の魔女の真上に降り立ったため、
東の魔女は死んでしまったのでした。

でも、ドロシーは、そんなことよりも、カンザスへ帰りたくてしかたがないので、
北の魔女にそのことを尋ねると、魔女はこう言いました。

エメラルドシティにいる魔法使いのオズに会えばカンザスに帰れるかも」 と。

エメラルドシティへは、黄色いレンガの道をずっとゆけば、たどり着けるとのこと。

ドロシーは、相棒のトトと一緒にエメラルドシティを目指すことにしました。
東の魔女がはいていた、 「銀色のつま先がとがった靴 を履いて。。


トウモロコシ畑で、ドロシーは、かかしに目がとまります。
かかしをみあげていると、かかしは突然ウィンクしたので、ドロシーは驚いてしまいます。

かかしは、カラスにとうもろこしを全部たべられてしまいます。
カラスは、「かかしには脳みそがないから追い払う術なんて知らないんだ」と思っていたからです。

かかしは願います。
「わらしかつまっていない頭に脳みそが欲しい。バカだと思われたくないんだ」と。

そして、ドロシーと一緒にオズにその願いをかなえてもらうべく、旅にでることにしました。


森の中で、ドロシーたちは、ブリキでできた木こりと会います。

どうしてブリキになってしまったのか、というと、
木こりは、斧を手から滑らせてしまい、次々に体の部分を失っていってしまったのです。
そのたびに、ブリキ職人に足、手、頭を作ってもらいました。
そして胴体も・・・
ブリキで胴体を作ることはできましたが、でも、その時、心は完全になくなってしまいました。
それは、すべて木こりをマンチキンの娘と結婚させたくないという悪い魔女のしわざでした。

かかしは木こりに尋ねます。「きみの頭にも脳みそがないの?」
木こりは答えます。「ありません。だけど、脳みそより心のほうがずっと欲しい。心がないと誰も愛してくれません

木こりも、一緒にエメラルドシティへ行き、オズに心をもらえるよう、頼むことにしました。


さらに深い森の中を進でゆくと、彼女たちの目の前に、突然ライオンが飛び出してきました。

「ガォー!」

と、威勢よく出てきたわりには、木こりが倒れて起き上がれなくなったのに驚き、
トトを救おうとしたドロシーに、ライオンの鼻先にチョップされて、動揺するライオン。

ライオンは言います。
「ライオンは百獣の王だと思われているから、思いきり吠えるとみんな逃げる。
けれど本当はわたしだって臆病なんだ。刃向かわれたら逃げるだろう。勇気が欲しい。
いや、勇気があっても、それで勇敢になれるわけではないけれど、自分が臆病だと知っている限りは不幸なんだ」


こうして、ドロシーとトト、脳みそがないかかし、ブリキのきこり、臆病なライオンは、
いざ、エメラルドシティへ!


~~~そして、いろいろなハプニングが彼女たちに襲い掛かりますが、ここでは中略します~~~


ついに、エメラルドシティに着き、そこでやっとオズと話すことが出来ますが
オズは、ドロシーの願いを聞きれてあげる代わりに、「西の魔女を殺せ」といいます。

東の魔女同様、西の魔女も悪い魔女・・・ だから殺せ、と。

そして、かかしと木こりとライオンにも、
自分の願いをかなえてほしかったら、「ドロシーを助けて西の魔女を殺し、証拠を持ってきなさい」
と命令します。


そこで仕方なく、ドロシーたちは今度は西の魔女が住んでいる、「ウィンキー国」へと出発しますが、
彼女たちは、西の魔女に見つかってしまい、捕らえられてしまいます。

そしてドロシーは城で奴隷として働かされますが、
ドロシーのはいていた「銀色のつま先がとがった靴」が欲しくてたまらない西の魔女は、
ドロシーをつまづかせ、片方の靴を取りあげてしまいます。

怒ったドロシーは、近くの水のバケツをつかむと西の魔女に投げつけました。

すると、突然西の魔女は、しぼみはじめ、とうとう溶けて、なくなってしまいました。


そうして、再びエメラルドシティに戻ってきた彼女たち。

やっと自分たちの願いが叶う!と思った矢先、
実は、オズの正体は、魔法使いなんかではなく、

普通の人間だった!!

気球が飛ばされ、たどりついた土地で、「雲から降りてきた!」と魔法使い扱いされたことを利用し、
エメラルドシティを作った彼は、それ以来、正体をひた隠しにして、孤独な人生を送ってきた。。。


~そして最終的にはオズは気球に乗って帰ることに。かかし、木こり、ライオンも、それぞれ、無事に脳みそをハートと勇気をもらいます。そしてドロシーは南の魔女グリンダに会い、カンザスへ帰る方法を教えてもらい、無事カンザスに帰ることができました~

The END.

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いかがでしたか?

・・・・オズの魔法使い の話は、もうわかったから、Wickedの話をしてよ~~! って!?^^

でもね、でもね、

Wickedのストーリーは、オズの物語の、赤い文字の部分と、とっても密接な関係があるのです!(Wickedを見た後で、オズの物語りに戻ってきて、内容を確認してみるのもいいと思います。)

例えばね、

なぜ、竜巻が起こったか・・・   (これは自然現象ではなかったのです!!)

というのも分かりますし、他にも、

えーーーー!そういうことだったのね!

というようなことが、きっとたくさん見つかると思います。

オズの魔法使いと比べながら観てみると、 「点と点が線になる瞬間」 を味わえますよ^^

気になる人は、劇場へどうぞ!
(↑こんなに引っ張っておきながら、シメはこれかよでゴメンナサイ)


予定ではPart2 まででしたが、
あれだけの至近距離で観劇したのだから、
やはり、キャストについては書かないわけにはいかないでしょう。。

そのあたりについては、明日更新(予定)します。

というのも、Wicked の開幕日は、明日17日!!
いろいろ書きたいけれど、やっぱりフライングはよくないかなぁ~とも思うので・・・・^^


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コメント 7

マリンかもめ

話の展開がどうなるのか、

非常に気になる記事です^^

諄諄ワールドに引き込まれている感じです、笑。
by マリンかもめ (2007-06-17 06:47) 

いちご☆

夜の街 いいな。。。。。
今は 地元の塾帰りの夜しか 知らない。。。。。 ううう
by いちご☆ (2007-06-17 08:25) 

コバ

気になる方は劇場で諄諄と握手!!

(*゚Д゚) < 後楽園の戦隊物かっ!!
by コバ (2007-06-18 07:19) 

諄諄

★マリンかもめさん
この3部作を書くのに、めずらしく時間かけて書いたので、
しっかり読んでください!爆

★いちご☆さん
お子さんを連れて、夜の街、社会化見学で来るとか、、、^^

★コバさん
握手できるよ、(もちろんタダで)
サインもつけとくけど? (イラネー!笑)

★sakuさん
★sanishiさん
by 諄諄 (2007-06-18 21:23) 

くみみん

こんばんは。
おもしろそう!!やっぱり、絶対に行きたい♡
俳優さんの名前とかを覚えない方なのですが四季のミュージカルは楽しいですよね。
by くみみん (2007-06-19 00:58) 

諄諄

★kumiminさん
俳優さんのお名前は、「イケメン~♡」とか「声が素敵~♪」
で、自然と覚えていきますからご安心を~^^
by 諄諄 (2007-06-19 23:58) 

朝のソナタ

完全に今私は、諄諄ワールドに突入ですね。
なんかすごくワクワクしてきました。これはいつか絶対に見なければ!!
オズの魔法使いの話って、昔テレビでもやっていたような気がしますが、
正直かなり忘れていました。ありがとうございます。
by 朝のソナタ (2007-07-14 20:20) 

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